OL 万千湖さんのささやかなる野望
「……なにそれ、質問?」
万千湖は頷いた。
100均でお弁当箱を買ったことがまだなかったのだ。
「えーと……。
ほんとは駄目かも。
でも、私は入れちゃうわ、食洗機に」
そうなんですか、と万千湖が言うと、
「100均のは意外と可愛いのが多いわよ。
あっ、私とかぶらないでよっ」
と彼女は言ってくる。
「あなたが捨てなかったら、100均で買わなくていいから、かぶらないですよ」
なんで捨てるんですか、私のお弁当箱、と万千湖が言うと、彼女は怒りが再燃したらしく、また怒鳴り出す。
「だって、途中入社してきたばかりの子が、なんで雁夜課長に手作り弁当とか食べさせてんのよっ。
しかも、課長がお弁当箱洗ったとかっ」
うらやましい~っ、と彼女が叫んだそのとき、彼女の仲間たちが焦ったように彼女の肩を叩いた。
振り返ると、駿佑が立っていた。
「なにか揉めているのか」
と訊いてくる。
万千湖は頷いた。
100均でお弁当箱を買ったことがまだなかったのだ。
「えーと……。
ほんとは駄目かも。
でも、私は入れちゃうわ、食洗機に」
そうなんですか、と万千湖が言うと、
「100均のは意外と可愛いのが多いわよ。
あっ、私とかぶらないでよっ」
と彼女は言ってくる。
「あなたが捨てなかったら、100均で買わなくていいから、かぶらないですよ」
なんで捨てるんですか、私のお弁当箱、と万千湖が言うと、彼女は怒りが再燃したらしく、また怒鳴り出す。
「だって、途中入社してきたばかりの子が、なんで雁夜課長に手作り弁当とか食べさせてんのよっ。
しかも、課長がお弁当箱洗ったとかっ」
うらやましい~っ、と彼女が叫んだそのとき、彼女の仲間たちが焦ったように彼女の肩を叩いた。
振り返ると、駿佑が立っていた。
「なにか揉めているのか」
と訊いてくる。