OL 万千湖さんのささやかなる野望
「で、では、これでは……」
万千湖は思い切って、その中からハート型が王冠のようにも見える可愛い指輪を選んでみた。
さっき見ていた辺りにあった指輪とは、ダイヤの輝き方が違う。
充分な値段だと思うのだが、駿佑は少し考えたあとで、
「……いや、これだと雁夜が現れるかもしれん」
と言い出した。
だから、雁夜課長が何処からっ!? と万千湖は周囲を見回したが、やはり、他に客はいなかった。
駿佑は奥に飾ってある指輪を指差し、
「それ、見せてください」
と女性店員に言う。
万千湖はガラスケースの中でスポットライトを浴びているその指輪の値段を見た。
「いやそれっ、ちょっとした家が買えますからっ。
それつけて、海外とか歩いてたら、指ごと持ってかれますからっ」
なにかの呪いもかかっているかもしれませんっ、とその高価なダイヤの指輪を呪いのホープダイヤかなにかのように言い、駿佑をなだめ。
さっきの可愛いハートが王冠に見える指輪を買ってもらった。
万千湖は思い切って、その中からハート型が王冠のようにも見える可愛い指輪を選んでみた。
さっき見ていた辺りにあった指輪とは、ダイヤの輝き方が違う。
充分な値段だと思うのだが、駿佑は少し考えたあとで、
「……いや、これだと雁夜が現れるかもしれん」
と言い出した。
だから、雁夜課長が何処からっ!? と万千湖は周囲を見回したが、やはり、他に客はいなかった。
駿佑は奥に飾ってある指輪を指差し、
「それ、見せてください」
と女性店員に言う。
万千湖はガラスケースの中でスポットライトを浴びているその指輪の値段を見た。
「いやそれっ、ちょっとした家が買えますからっ。
それつけて、海外とか歩いてたら、指ごと持ってかれますからっ」
なにかの呪いもかかっているかもしれませんっ、とその高価なダイヤの指輪を呪いのホープダイヤかなにかのように言い、駿佑をなだめ。
さっきの可愛いハートが王冠に見える指輪を買ってもらった。