私、拾われました!
数分後には、赤い看板が目立つ目的の店に辿り着いた。



「着いたぞ!!」

「ありがとう!」



車から降りて、店内に入ると空いた席にすわった。

当分そうしていたものの、いっこうに店員がやって来る気配は無い。



店を見渡すとカウンターがあり、そこで皆が食べたいメニューを注文している様子だ。



「あ、あそこで注文するのかな?」

「俺はこんな店来ないから知らねえ!!
まあ。せっかくのデートなんだから、行こう!!」
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