辺境に追いやられた伯爵令嬢は冷徹な王子に溺愛される
下から呼んだアンネの声に、アレックス様が反応する。
「アンネ、も一緒……か」
「はい、アンネもここに」
手を伸ばすアレックス様に、私はベッドの下にいるアンネを抱き上げて彼に顔を見せる。
「アンネ、心配ない……。すぐに一緒に遊ぼう」
辛いのにアンネに微笑んで見せようとする彼を私は慌てて制する。
「無理はしないでください。もう少し治癒を」
そう伝え、また治癒魔法を施そうとすると、アレックス様が首を振る。
「これ以上はフェリーネの身体が持たないだろう……。ここからは少しずつ時間をかければ大丈夫だ。マルク、薬草を」
その声にマルク様がベッドサイドの煎じた薬を渡そうとしたところで、アンネが私の手をすり抜けてアレックス様のベッドへと登ってしまう。
「こら、アンネ!」
「アンネ、も一緒……か」
「はい、アンネもここに」
手を伸ばすアレックス様に、私はベッドの下にいるアンネを抱き上げて彼に顔を見せる。
「アンネ、心配ない……。すぐに一緒に遊ぼう」
辛いのにアンネに微笑んで見せようとする彼を私は慌てて制する。
「無理はしないでください。もう少し治癒を」
そう伝え、また治癒魔法を施そうとすると、アレックス様が首を振る。
「これ以上はフェリーネの身体が持たないだろう……。ここからは少しずつ時間をかければ大丈夫だ。マルク、薬草を」
その声にマルク様がベッドサイドの煎じた薬を渡そうとしたところで、アンネが私の手をすり抜けてアレックス様のベッドへと登ってしまう。
「こら、アンネ!」