辺境に追いやられた伯爵令嬢は冷徹な王子に溺愛される
私たちですら驚くことに、マルク様は呆然としたように呟いた。
「マルク、フェリーネ嬢とアンネ嬢は私の命の恩人だ。そのようにこれから扱うように。そしてアンネの能力のことは絶対に他言無用だ」
厳しく言ったアレックス様に、マルク様もわかっていると言わんばかりに頷いた。
「フェリーネの治癒で治ったと報告を」
「殿下!」
その言葉に私が声を上げるも、マルク様はしばらく思案する表情をした後「お言葉のままに」と言うと、私に頭を下げ部屋をゆっくりと出て行った。
確かにアンネが治癒をしたなど話題になれば、それこそアンネに注目が集まり問題になる。
そして、アンネの出自などいろいろ詮索されるのは本意ではない。
それをわかっているのだろう、アレックス様はアンネを大きな寝台にゆっくりと寝かせた。
「マルク、フェリーネ嬢とアンネ嬢は私の命の恩人だ。そのようにこれから扱うように。そしてアンネの能力のことは絶対に他言無用だ」
厳しく言ったアレックス様に、マルク様もわかっていると言わんばかりに頷いた。
「フェリーネの治癒で治ったと報告を」
「殿下!」
その言葉に私が声を上げるも、マルク様はしばらく思案する表情をした後「お言葉のままに」と言うと、私に頭を下げ部屋をゆっくりと出て行った。
確かにアンネが治癒をしたなど話題になれば、それこそアンネに注目が集まり問題になる。
そして、アンネの出自などいろいろ詮索されるのは本意ではない。
それをわかっているのだろう、アレックス様はアンネを大きな寝台にゆっくりと寝かせた。