辺境に追いやられた伯爵令嬢は冷徹な王子に溺愛される
「アンリエッタ様、そしてマリー様」
その呼び名にドキッとしてしまう。声をかけたのは王妃付きのアンリエッタ様で、そしてすぐに王妃様がいらっしゃったのだとわかった。
慌てて私が腰を落とすと、王妃様は「そのまま支度を続けて」と微笑んだ。
「しかし」
私がそう伝えれば、アレックス様に似た笑みで私を見る。
「こんな準備の大切な日に来た私が悪いのですから」
「恐れ多いことです」
こちらから何度か挨拶に伺いたいと思っていたが、なかなか王妃様が忙しくされているということで叶わなかった。しかし、こんな風にお目にかかるなど夢にも思っていなかった。
「フェリーネ」
「はい」
その呼び名にドキッとしてしまう。声をかけたのは王妃付きのアンリエッタ様で、そしてすぐに王妃様がいらっしゃったのだとわかった。
慌てて私が腰を落とすと、王妃様は「そのまま支度を続けて」と微笑んだ。
「しかし」
私がそう伝えれば、アレックス様に似た笑みで私を見る。
「こんな準備の大切な日に来た私が悪いのですから」
「恐れ多いことです」
こちらから何度か挨拶に伺いたいと思っていたが、なかなか王妃様が忙しくされているということで叶わなかった。しかし、こんな風にお目にかかるなど夢にも思っていなかった。
「フェリーネ」
「はい」