辺境に追いやられた伯爵令嬢は冷徹な王子に溺愛される
「あの、アンネ、私の娘はどこでしょうか? そしてここは?」
「落ち着いて」
静かにそう言うと、手に持っていた洗面器を私の枕元に置く。
「まず、あなたのお嬢さんは元気よ。今はお昼寝をしているわ。きちんと人がついているから安心して。そして、ここはコニタバのお城よ」
コニタバ領といえば、私がいた場所の隣の領土で、第二王子の直轄の領地のはずだ。
「あなた、いくら娘のためといえ、今の森に入るのは危険なのはわかっていたでしょ? アレックス様がちょうど発見してくださってよかったわね」
その女性の言葉に、私は少しずつ状況を呑み込んだ。どういう理由で私を訪ねてきたかはわからないが、目の前で倒れた私をそのままにしておくわけにもいかず、この城へ急病人として連れてきたのだろう。
「あの、ありがとうございます。もう大丈夫なので私は」
立ち上がろうとすると、それを阻止された。
「落ち着いて」
静かにそう言うと、手に持っていた洗面器を私の枕元に置く。
「まず、あなたのお嬢さんは元気よ。今はお昼寝をしているわ。きちんと人がついているから安心して。そして、ここはコニタバのお城よ」
コニタバ領といえば、私がいた場所の隣の領土で、第二王子の直轄の領地のはずだ。
「あなた、いくら娘のためといえ、今の森に入るのは危険なのはわかっていたでしょ? アレックス様がちょうど発見してくださってよかったわね」
その女性の言葉に、私は少しずつ状況を呑み込んだ。どういう理由で私を訪ねてきたかはわからないが、目の前で倒れた私をそのままにしておくわけにもいかず、この城へ急病人として連れてきたのだろう。
「あの、ありがとうございます。もう大丈夫なので私は」
立ち上がろうとすると、それを阻止された。