Cinderella ~これが私のシンデレラストーリー~
「ごめん。別れよう。」

たったこれだけのメールだった

さっきまで私の顔を見て笑ってたのに
そんな事を思いながら話しかけてたの?
なんで直接言ってくれなかったんだろう
私の何がいけなかった?

色んな思いがグルグルして
気づいたら涙が止まらなかった

泣き続けて時計を見たら午前2時

気持ちが収まらず本人に電話しようかと思ったけど、余計な事を言ってしまいそうだったから
親友のゆきに電話をかけた

ゆきはいつでも味方で私を受け入れてくれる

そんな時間なのに出てくれて話を聞いてくれた
そんな男最初からダメだと言ってくれた

でも吹っ切ることなど出来なかった
失ってからこんなに自分にとって
大きすぎる大切な存在だったことを知る

たった2ヶ月と少しの期間だった
でも私の人生の中で最大の人
たつき君の彼女という存在になれたことは
本当に幸せだった
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