クビになった聖女ですが、嫁ぎ先で真の力が目覚めたので第二の人生は幸せです なぜか辺境竜騎士様の溺愛が止まらないのですが!
「俺のことは気にするな。それよりも、お前に、その、手袋を準備しなくて申し訳なかった。手が冷えてしまっただろう」
レーニスだって手袋はしている。ただそれが絹の薄い手袋だった、というだけで。
「あ、ありがとうございます」
デーセオの手袋は、もちろんレーニスには大きすぎる。それでもその手袋に自分の指を入れると、彼の温もりがじんわりと指先から伝わってきた。
「帰るぞ」
行きと同じように、馬に乗り、またレーニスはその背をデーセオに預ける。背中からも指先からも、彼の体温を感じた。
「あの、旦那様」
飛竜の背では飛竜に聞かれると思って、あまり話すことはできなかった。デーセオの飛竜は意外と人の話を聞いていて、意外とおしゃべりなのだ。
レーニスだって手袋はしている。ただそれが絹の薄い手袋だった、というだけで。
「あ、ありがとうございます」
デーセオの手袋は、もちろんレーニスには大きすぎる。それでもその手袋に自分の指を入れると、彼の温もりがじんわりと指先から伝わってきた。
「帰るぞ」
行きと同じように、馬に乗り、またレーニスはその背をデーセオに預ける。背中からも指先からも、彼の体温を感じた。
「あの、旦那様」
飛竜の背では飛竜に聞かれると思って、あまり話すことはできなかった。デーセオの飛竜は意外と人の話を聞いていて、意外とおしゃべりなのだ。