クビになった聖女ですが、嫁ぎ先で真の力が目覚めたので第二の人生は幸せです なぜか辺境竜騎士様の溺愛が止まらないのですが!
それでも通常なら馬車で三日かかる距離を、フルヘルト領を出て次の日に王都へ着くことができたというのは、レーニスの力によるものも大きいのかもしれない。
竜騎士部隊は目立たぬようにこっそりと王城に入っていく。デーセオが連れてきた竜騎士たちは十名ほど。恰好が平服だなと思っていたのは、彼らがそうであることを悟られないようにするためだったらしい。そのためレーニスも町娘のような恰好だ。
それでも案内された部屋は客室のような立派な部屋であったため、デーセオたちがどのような根回しをしているのか気になるところではあるのだが。
「レーニス。疲れただろう。今日はもうゆっくり休め」
「はい。ありがとうございます。あの、デーセオ様は?」
「俺は、まだやることがある。サライトの船を追い払うまでは気が抜けないしな」
「でしたら、私も」
「お前は移動のために力を使ってくれただろう? だから、今はゆっくり休むのがお前の仕事だ。それにサライトの船を追い払うということは、お前たちにしかできないことだから」
竜騎士部隊は目立たぬようにこっそりと王城に入っていく。デーセオが連れてきた竜騎士たちは十名ほど。恰好が平服だなと思っていたのは、彼らがそうであることを悟られないようにするためだったらしい。そのためレーニスも町娘のような恰好だ。
それでも案内された部屋は客室のような立派な部屋であったため、デーセオたちがどのような根回しをしているのか気になるところではあるのだが。
「レーニス。疲れただろう。今日はもうゆっくり休め」
「はい。ありがとうございます。あの、デーセオ様は?」
「俺は、まだやることがある。サライトの船を追い払うまでは気が抜けないしな」
「でしたら、私も」
「お前は移動のために力を使ってくれただろう? だから、今はゆっくり休むのがお前の仕事だ。それにサライトの船を追い払うということは、お前たちにしかできないことだから」