クビになった聖女ですが、嫁ぎ先で真の力が目覚めたので第二の人生は幸せです なぜか辺境竜騎士様の溺愛が止まらないのですが!
「お初にお目にかかります。レーニス・フォッセです」
神殿で過ごしていた彼女は、聖女候補としての挨拶しかできない。ドレスをローブに見立て、裾をつまみ上げ少し頭を下げる程度。
オーサーもすっと立ち上がると。
「ティメル・オーサーです」
とても柔らかい挨拶だった。
「さあさあ、レーニス。座ってちょうだい。オーサー様がね、これからのことをご相談なさりたいそうなのよ」
「あ、はい」
さあさあ、と背中を押されるようにして椅子に座るレーニスだが、その視線はしっかりとティメルを捉えていた。魔術師と聞いていたが、それを感じさせない物腰。一言で言えば、魔術師らしくない。
レーニスが聖なる力を失っているため、もしかしたら彼の力を感じないだけなのかもしれないが。
ほう、とティメルは唸った。
「レーニス様は、お美しいですね。そのドレスもお似合いですよ」
神殿で過ごしていた彼女は、聖女候補としての挨拶しかできない。ドレスをローブに見立て、裾をつまみ上げ少し頭を下げる程度。
オーサーもすっと立ち上がると。
「ティメル・オーサーです」
とても柔らかい挨拶だった。
「さあさあ、レーニス。座ってちょうだい。オーサー様がね、これからのことをご相談なさりたいそうなのよ」
「あ、はい」
さあさあ、と背中を押されるようにして椅子に座るレーニスだが、その視線はしっかりとティメルを捉えていた。魔術師と聞いていたが、それを感じさせない物腰。一言で言えば、魔術師らしくない。
レーニスが聖なる力を失っているため、もしかしたら彼の力を感じないだけなのかもしれないが。
ほう、とティメルは唸った。
「レーニス様は、お美しいですね。そのドレスもお似合いですよ」