.゚・*.ツインレイ.゚・*.♪。*.唯一無二の魂の片割れ 〜Reunion〜 .*.゚・*. ❋改訂版❋
 瞬間、心臓を一突きされたような激しい衝撃を受け、全てが停止したように感じられた。競技場のざわめき、容赦なく吹き抜ける冷たい風、甘酸っぱい香りと呼吸、未来に進む時の流れさえも……。

 懐かしい……。

 初対面の彼に、なぜかとてつもない懐かしさを感じた。胸は歓喜で踊り出し、涙が溢れそうになる。とても言葉にできない不思議な感覚……。無限の愛しさと、心地良いエネルギーが全身を駆け巡る。

 やっと逢えた……。

 魂から声なき声と、初めての感覚に戸惑いながらも、ふたりだけの世界にシフトしたように感じられた。

 サッカー選手らしい浅黒い肌に卵型のフェイスライン、汗で濡れた短い黒髪。意志の強そうな眉の下には、見惚れるほどに美しく大きな瞳。その澄んだ瞳は、このアンバランスな心を強く強く虜にしたまま、じっと私を見上げていた。そしてふと我に返る様を見せた。

『……大丈夫?』

 彼は、少し罰の悪い照れくさそうな顔をしたが、ざわめきに負けぬよう、大声で話しかけてきた。

 数秒後、見惚れて黙ったままの私に、綾が肘で突いてきた。

 ……もしや、さっきのボールを蹴った子?

 私は、とても答えられず、頷くだけで精一杯でいた。 
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