.゚・*.ツインレイ.゚・*.♪。*.唯一無二の魂の片割れ 〜Reunion〜 .*.゚・*. ❋改訂版❋
 ……藤井君、あの頃よりずっと背が伸びて、180越えてる? 

 サッカー三昧で真っ黒だったが、今は色白茶髪ですっかり大人びいていた。昔よりずっと柔らかい雰囲気を醸し出していた。

 ま、ホテルマンが愛想なしじゃね……。例え営業スマイルでも、あんな爽やか全開スマイル、普通女子なら胸キュン連発! 照れてる姿も良き。

 昔、目立ちたがりの純さんはキング。少しクールなあなたは、秘かにプリンスと呼ばれていた。女子に囲まれると、いつも逃げ腰でいた姿が懐かしい。

 私は、その様子を少し離れた場所で、僅かな嫉妬心と羨ましさを抱き見つめていた。とても声をかけたり、写真をねだるなど無理。陰から見守るだけの自分が、もどかしくて堪らずにいた。

 そして風の強い春宵の頃、我が校で練習試合が行われた。

 試合後、少し離れた満開の桜が舞い散る下で、そっと藤井君を見つめる私に気づいたあなたは、自分を囲む女子らから離れ、私の元に走って来た。改めて決勝戦でのことを謝ってくれた。その時もチームメイトらにからかわれ、逃げるように去って行った。

 その数秒後、突き刺すような視線に気づいた私も、青ざめ慌ててその場から離れた。
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