.゚・*.ツインレイ.゚・*.♪。*.唯一無二の魂の片割れ 〜Reunion〜 .*.゚・*. ❋改訂版❋
『もう1人の連れは海外永住』

 純さんの年末の話、絶対藤井君のことよね? だから再会は、もう諦めかけてたのに……。

「情け無用、容赦なくフッてやれ。……まさかあり?」

 玲は、藤井君のことを考えて上の空の私に、目を見開き甲高い声を響かせた。

「……ないない!」

 私は、焦り左右に顔を振り返した。

「焦った~! 純とじゃ人生墓場直行便! さ、帰ろ」

 玲は、ホッとした様子で私の背中を押し出すが、私は苦笑いで歩き出す。

 純さんの黒歴史がなきゃ可能性……ないない!

 性格はともかく、芸能人みたく素敵な人に口説かれ続け、どこか有頂天になっていたのかもしれない。

 ……断わるの憂鬱。今夜のフットサルは休もう。……あなたも来るかな?

 きっと再会すれば、再燃の予感はしていた。でも認めたくなくて胸の奥に追いやり、忘れたふりをしてきた気がする。

 もう昨夜からずっと、頭の中はあなたで満タン。信じられないほどの喪失感に、何もやる気が起きない。

 ……あの夏の絶望感に比べたら、大したこと……って今さら何? 

「大丈夫? 話聞くよ」

 歩きながらLINEをしていた玲が、ふと顔を上げ口を開いた。

「大丈夫、でも今夜は休むね。お疲れ様〜」

「……お疲れ」

 私は、心配な表情でまだ話足りなさそうな玲から、逃げるように背を向けた。やっとひとりきりにホッとして、園舎西側の自転車置き場へと向かった。
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