.゚・*.ツインレイ.゚・*.♪。*.唯一無二の魂の片割れ 〜Reunion〜 .*.゚・*. ❋改訂版❋
「……ごめんなさい」

 私は、申し訳なくて小声で謝った。

「全然。待ってて、すぐ車……ひとり危ないか」

「全然平気。走ろう」

 私を気遣うあなたの優しさに、何度も胸で可愛い音が鳴り響いた。そんな自分にまた戸惑いを感じていると、あなたはサッと黒いジャケットを脱ぎ、私の頭に被せた。

「へ、平気。風邪ひいたら大変」

「女性は冷やすと良くないよ」


雨脚が強まる中、返そうとしても押さえられては困惑するを繰り返した。あなたは、やがて降参したように笑い、ジャケットを自分の頭に被せた。

 「行くよ」

 ホッとするのも束の間、あなたはまた私にジャケットを被せた。そして肩をグイッと抱き寄せ、離れぬよう強く抱えるようにして走り出した。

 まるで映画のようなシチュエーションに、鍵盤が足りないほど胸は高鳴り続けた。熱と勘違いしそうなほど頬が熱くなる。早く車にと願う反面、ずっとこのままでいたい……。そう願う自分に、さらなる戸惑いを感じていた。

 ようやく黒いセダンに乗り込むと、雨脚は急速に収まり思わず笑い合う。

「ごめんね、クリーニングして返すね」

「いいよ。すぐ乾く」

 あなたは、私の手から濡れたジャケットを取ると、座席の後ろからハンガーを手にし、助手席の背後にかけた。
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