.゚・*.ツインレイ.゚・*.♪。*.唯一無二の魂の片割れ .*.゚・*.~再会~
突然のお迎え
また一週間慌ただしく過ぎ去りし土曜の午後。
幼稚園の門扉でお迎えの子供達を見送り、晴れ渡る空を見上げ暖かい太陽の光を浴びていると、突然聞き慣れた声に呼ばれドキッ! 目を疑った。
なんと藤井君が、見慣れたジャージ姿に爽やかスマイル全開で手を上げ歩いて来た。
「どうしたの?」
「友達の仕事が押して困ってたから迎えに来たんだ。まさかかおりちゃんの所とは……」
私は、嬉し過ぎて胸が花開きピンクローズの花びらが舞い上がった気分!
友達に感謝せずにいられない。
「凄い偶然、お子さんの名前は?」
「小原湊。……全ては、必然。」
あなたは、私を見下ろし鮮やかな瞳に甘やかさを溶かし唇を僅かに歪めた。
そして微かに甘く揺れ動く眼差しで私の瞳を絡め取り、吸い込まれそうなほどに魅入られてしまう。
その甘さに酔いしれそうになるが、後方から玲のあなたを呼ぶ声にすぐ様引き戻される。
「凌、何でいるの? あたしを口説きに? まさか隠し子!?」
「両方断じて有り得ない!」
笑って走って来た玲は、気持ち良いほどバッサリ斬られ高笑いしながらあなたのお腹に軽くパンチ!
でもあなたは、珍しく無反応で玲を見ている。
「ならかおり?」
「……かもね?」
ジャージポケットに手を入れ相変わらず元気に問う玲とは反対に無愛想に答えた。
「Wow!」
「なわけないでしょ! バラ組湊君のお迎え。鉄棒にいるからお願い」
笑って頷き走って呼びに行く玲を見送っていると、ふとあなたの視線を感じた。
「ん?」
「……なわけあったら?」
またニヤッとからかい眼のあなたに玲と同じようにパンチすると、今度は笑って左脇腹を突つかれプチ悲鳴上げて必死に逃げた。
「ストップ! ストップ!」
「弱点ゲット!」
「あっ! 先週ありがとう」
急な大声に驚き手を引っ込めたあなたに丁寧にお辞儀して先週の御礼を言うと、片手で強く頭を押さえ込まれなかなか上げられない。
私は、咄嗟に膝を抱え座り込み無言の抵抗を試みると、あなたもすぐに片足立てて座り笑って私の乱れた前髪を丁寧に整えてくれた。
「もう……」
「ごめんごめん。ついつい構いたくなる。……髪アップも似合うけど、下ろした方がより好きだな。……ふたりきりならバレッタ外したい」
無防備な笑みから少しずつ甘さが増す眼差しと男の色気を醸し出す声に、不謹慎にも職場であるのを忘れきっと女の眼差しで見つめていたに違いない。
あなたは、そんな私の胸の内を探るように強く見つめた後立ち上がり、差し出した男っぽい手にゆっくり預けた私の手を強く握り締めグッと引き上げた。
その勢いにあなたの胸に顔から突っ込み爽やかな香りと男らしい硬い胸にドキッとした瞬間、突然左下から子供達の顔が現れ驚きの余り飛び退くようにあなたの支える腕から抜け出した。
幼稚園の門扉でお迎えの子供達を見送り、晴れ渡る空を見上げ暖かい太陽の光を浴びていると、突然聞き慣れた声に呼ばれドキッ! 目を疑った。
なんと藤井君が、見慣れたジャージ姿に爽やかスマイル全開で手を上げ歩いて来た。
「どうしたの?」
「友達の仕事が押して困ってたから迎えに来たんだ。まさかかおりちゃんの所とは……」
私は、嬉し過ぎて胸が花開きピンクローズの花びらが舞い上がった気分!
友達に感謝せずにいられない。
「凄い偶然、お子さんの名前は?」
「小原湊。……全ては、必然。」
あなたは、私を見下ろし鮮やかな瞳に甘やかさを溶かし唇を僅かに歪めた。
そして微かに甘く揺れ動く眼差しで私の瞳を絡め取り、吸い込まれそうなほどに魅入られてしまう。
その甘さに酔いしれそうになるが、後方から玲のあなたを呼ぶ声にすぐ様引き戻される。
「凌、何でいるの? あたしを口説きに? まさか隠し子!?」
「両方断じて有り得ない!」
笑って走って来た玲は、気持ち良いほどバッサリ斬られ高笑いしながらあなたのお腹に軽くパンチ!
でもあなたは、珍しく無反応で玲を見ている。
「ならかおり?」
「……かもね?」
ジャージポケットに手を入れ相変わらず元気に問う玲とは反対に無愛想に答えた。
「Wow!」
「なわけないでしょ! バラ組湊君のお迎え。鉄棒にいるからお願い」
笑って頷き走って呼びに行く玲を見送っていると、ふとあなたの視線を感じた。
「ん?」
「……なわけあったら?」
またニヤッとからかい眼のあなたに玲と同じようにパンチすると、今度は笑って左脇腹を突つかれプチ悲鳴上げて必死に逃げた。
「ストップ! ストップ!」
「弱点ゲット!」
「あっ! 先週ありがとう」
急な大声に驚き手を引っ込めたあなたに丁寧にお辞儀して先週の御礼を言うと、片手で強く頭を押さえ込まれなかなか上げられない。
私は、咄嗟に膝を抱え座り込み無言の抵抗を試みると、あなたもすぐに片足立てて座り笑って私の乱れた前髪を丁寧に整えてくれた。
「もう……」
「ごめんごめん。ついつい構いたくなる。……髪アップも似合うけど、下ろした方がより好きだな。……ふたりきりならバレッタ外したい」
無防備な笑みから少しずつ甘さが増す眼差しと男の色気を醸し出す声に、不謹慎にも職場であるのを忘れきっと女の眼差しで見つめていたに違いない。
あなたは、そんな私の胸の内を探るように強く見つめた後立ち上がり、差し出した男っぽい手にゆっくり預けた私の手を強く握り締めグッと引き上げた。
その勢いにあなたの胸に顔から突っ込み爽やかな香りと男らしい硬い胸にドキッとした瞬間、突然左下から子供達の顔が現れ驚きの余り飛び退くようにあなたの支える腕から抜け出した。