うさぎさんを拾いました
『ななさん、僕の話聞いて貰えますか?』
体を私の方に向けて、真っ直ぐ見つめてそう言った
コクンと頷くと、静かに話し始めた
話を聞いて、びっくりした
私と同じじゃない
こんな事良く起こるものなの??
しかも4年も付き合った彼女に……
『ごめんなさい
さっき名前聞かれて、あおいって言ったけど
嘘です。』
膝に頭がつくぐらい下げて謝ってる
いや、嘘ってわかってたよ
どう反応したらいいの?笑
「ん、知ってる笑」
思わず笑ってしまった
すぐ顔を上げたあおい君
あ、あおい君じゃなかった 笑
『ごめんなさい
嘘つく気なんてなかったのに……
僕、龍って言います。
長谷川龍です。』
えー、あおいと全然ちがうじゃん 笑
どっからあおいが来たんだろう
そんなどうでもいい事を考えていると
『……怒ってますか?』
と潤んだ目でこっちを見てきた
「……龍くん、それ計算?」
『え、何が?嘘ついた事が?え?え?』
本人は何も気づいてない