うさぎさんを拾いました
計算じゃなさそうね
「ううん、何でもない
怒ってないよ、全然
本当の事話してくれてありがとう
お互いちょっとは気持ちが楽になったよね
で、龍くんは何歳なの?」
『21です』
「21かぁ
年下だとは思ってたけど
で、どうするの?
彼女との家に帰る?
お金なら貸すわよ?」
『……帰りたくない』
「帰りたくないって…
じゃあどうするの?
このまま終わりって?
4年も付き合ったのよ?
本当にそれでいいの?」
『僕はもう彼女と付き合い続けるのは無理です』
力強く言ったから、本音なんだろうけど…
「だとしても、ちゃんと話合わなきゃね
今日はもう遅いし泊まってもいいけど、
明日ちゃんと帰って話し合いしてね」
『え?泊まってもいいの?』
「…だって行くとこないんでしょ?
仕方ないじゃない」
そう言うと、なぜか嬉しそうに笑って
『ありがとう』
って龍くんは言った