首取り様1
「大丈夫か?」


振り向いて尋ねる大輔の額には汗が滲んでいる。


ほんの一瞬の出来事だったけれど、そこに全パワーを集中したのがわかった。


「うん。ありがとう」


春香は震える手でギュッと傘を握りしめたのだった。
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