恋愛偏差値問題 ひねくれた純愛・ おまけの小話(その1)
「私がやったほうがいい」
教授が、俺の手に指先を触れた。

電流のような感覚が走った。

俺の意志とは関係なく、
体が反応して、教授を強く抱きしめていた。

「あの時の、ハグは安心できた・・
幼い子どもが<ぎゅってして>と言うのは、
こんな感じなのだろうな」
教授が、
俺の腕の中で、一人ごとのように言った。

あああ・・
あの時っていうのは、
ゆすり事件のカウントハグの
事か・・・

俺のオオカミテンションは、
一気に低下した。
< 7 / 15 >

この作品をシェア

pagetop