恋愛偏差値問題 ひねくれた純愛・ おまけの小話(その1)
俺は片手でネクタイをゆるめて、
半ばよれよれだったが、
教授の手を離さず、
なだれ込むように部屋に入った。

子ウサギが逃げないように、
捕まえておかねばならないが、

この先の展開を考えると、
酒がないとやっていられない。

俺は、部屋の冷蔵庫に置いてある
ありったけの酒を、テーブルに並べた。

教授はテレビをつけ、ソファーに座った。

CNNのニュースが流れて、
教授はテレビに釘付けになっている。

これは仕事モードになっているな・・・
彼女の手にはメモとペンがある。

< 9 / 15 >

この作品をシェア

pagetop