指先から溢れるほどの愛を
ミーコの予約が入ってる日は、ミーコに専念出来るように予約を調整していることをミーコは知らない。
そしてこの店がオープンする前から一緒にやってきていた麻美と悟にはもちろんオレの気持ちなんかモロバレで、オレがこの二人に実はめちゃくちゃ揶揄われていることも、ミーコは知らない。
でももうこのままじゃいられない、そう思ったのはミーコと現場で一緒になった時、明らかにミーコに矢印を向けている男を見て。
向けられている本人は全く気付いてねーけど。
あれ以来、オレの知る限り"男より仕事"のミーコに浮いた話はなかったはずだが、またみすみす他の男に渡す気はない。
学生時代、地元じゃそこそこ名の知れた不良だったオレは、その男に目だけで牽制をかける。
そしてこの日、恵麻ちゃんとオレを見てまるでヤキモチを焼いているかのような素振りを見せたミーコ。確かめたくなったオレは二人きりになった控室で仕掛けた。
そこで確信した。ミーコもオレを意識しているということを。
そしてこの店がオープンする前から一緒にやってきていた麻美と悟にはもちろんオレの気持ちなんかモロバレで、オレがこの二人に実はめちゃくちゃ揶揄われていることも、ミーコは知らない。
でももうこのままじゃいられない、そう思ったのはミーコと現場で一緒になった時、明らかにミーコに矢印を向けている男を見て。
向けられている本人は全く気付いてねーけど。
あれ以来、オレの知る限り"男より仕事"のミーコに浮いた話はなかったはずだが、またみすみす他の男に渡す気はない。
学生時代、地元じゃそこそこ名の知れた不良だったオレは、その男に目だけで牽制をかける。
そしてこの日、恵麻ちゃんとオレを見てまるでヤキモチを焼いているかのような素振りを見せたミーコ。確かめたくなったオレは二人きりになった控室で仕掛けた。
そこで確信した。ミーコもオレを意識しているということを。