一途な淫魔の執着愛〜俺はお前しか一生抱かない〜
 このまま眠ってしまいそうなくらい目が微睡んでくる。よいしょっと寝返りを打ち、壁側を向くとなんだか物凄く視線を感じた。
 薄暗い月明かりの中、その視線を感じる方を見る。


「は、はぁ!? なにこれ!?」


 驚いてガバッと身体を起こした。


「んん、なんだよ急に……」


 身体を重ねている最中は夢中で気づかなかったが冷静になった今、自分の視界に入ったものが信じられなくて、何度も目を擦ったが何度見ても変わらない。


「な、なんで私の写真っ!」


 大きな額縁に巨大印刷された高校生の日和の姿。今と変わらず黒髪ストレートだが肌のハリが写真で分かるくらい若々しい、高校の制服を着てキラキラした笑顔だ。洸夜が熱を出した時に来た時はこんな写真無かったはずなのに!

< 132 / 134 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop