零れ桜
「もしかして、2組の方ですか?」
「あー、そうっすね。ハハ、、、。てか、1人なん?もう1人委員の人っているでしょ?」
「あー、そうなんですけど。今日はバイト入ってるみたいなので私だけですね。」
そうなんだというと、彼はカウンターにきて
「なら、俺も手伝うよ!」
「えっ?いいですいいです!1人で大丈夫ですよ!」
「ちょっと、ここまできたからちょっとだけ!」
お願いっと両手を合わせポーズをしてきて、私も
「、、、じゃあお願いします。」
「おー、断られなくて良かった。」
「てか、健たちいつまで図書室いるん?沢やんが探してたよ。」
「あー、まじか。。。提出物出てないのバレたわ。」
「はぁー、じゃあでるか。」
陽キャ集団はぞろぞろと図書室からでていった。
「あの、沢やんって?」
「あー、沢村先生のことだよ。俺は沢やんって呼んでる。」
「あっ、そうなんだ。あの先生にあだ名で呼べるの凄いですね。」
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