love Melody
このあと、30分以上長い長いお説教をされて、颯先生も気が済んだのか、
スッキリした顔で部屋に返してくれた。



ガラッ



「あれ、千花まだいたの?」




「うん。だっていつまで経っても帰ってこないんだもん。」




ちょうどその時、部屋に颯先生が入ってきた。




「あ、千花ちゃん!久しぶりー、来てたんだ?」



「お久しぶりです。てか、私ずっとここで寝てましたよ。」




「嘘、いた?」




「いましたよ!私そんなに存在感薄いんですか?」

< 10 / 36 >

この作品をシェア

pagetop