双子ママになったら、エリート心臓外科医の最愛に包まれました
「優斗?」

「ママげんきないよ。どうしたの? 優斗がいいこいいこしてあげるから、げんきだしてね」

優斗はそう言うとニコッと笑い、私の頭を優しく撫で始めた。

優斗はすごく繊細で感受性が強い。人の気持ちがよく分かる子で、いつも私の些細な変化に気づいてしまう。

「ママげんきでた?」

「うん。でた。優斗、ありがとう」

愛おしさが込み上げてきてギュッと力強く優斗を抱きしめた。

「優斗ばっかりずるい~!」

その輪に蒼汰も入ってきてふたりを力いっぱい抱きしめた。

私の腕の中でキャキャッと嬉しそうに我が子たち。ふたりの無邪気さ心がスッと清らかになっていく。

ふたりは私にとって本当にかけがえのない存在。

蒼斗さんのことでいろいろ思うことはあるが、子どもたちが笑顔でいられることがいちばんの願いだから。なにがあってもこの子たちをいちばんに考えて生きていく。

それだけは揺るがない想いだ。
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