門限やぶりしようよ。
「……ファーストキスって言ったっけ?」
「違うの?」
疑問形の私の言葉にちょっとムッとした表情を見せた優が可愛くて笑った。
「ごめん。そうだけど。でも、今までに言ったかなと思って不思議だっただけ」
「門限付きの婚約者が居るお嬢様。俺の予想が外れたかと思って、焦った。もし、琴音が実はすごいビッチで今までの情報全部嘘で、騙されていたとしても、本望だよ……琴音になら騙されても良い」
「詐欺師に騙されても、知らないから」
「こんなに可愛い詐欺師になら、別に良い」
彼は優しく私を起こすと、ずっと着たままだった彼の制服を脱がした。
「俺の制服着て、どうするつもりだったの。男子校行ってみたい? 言っとくけど、良い匂いしそうな女子校みたいに、そんなに良いもんじゃないよ。なまじ頭良かったとしても、若い男の集まりなんて猿ばっかりだよ」
「頭の良い猿」
ふふっと笑うと、優は私にキスをした。
「俺も、その内の一匹だけど。好きな子を目の前にしたら、その子とセックスすることしか、考えられなくなる生き物」
「違うの?」
疑問形の私の言葉にちょっとムッとした表情を見せた優が可愛くて笑った。
「ごめん。そうだけど。でも、今までに言ったかなと思って不思議だっただけ」
「門限付きの婚約者が居るお嬢様。俺の予想が外れたかと思って、焦った。もし、琴音が実はすごいビッチで今までの情報全部嘘で、騙されていたとしても、本望だよ……琴音になら騙されても良い」
「詐欺師に騙されても、知らないから」
「こんなに可愛い詐欺師になら、別に良い」
彼は優しく私を起こすと、ずっと着たままだった彼の制服を脱がした。
「俺の制服着て、どうするつもりだったの。男子校行ってみたい? 言っとくけど、良い匂いしそうな女子校みたいに、そんなに良いもんじゃないよ。なまじ頭良かったとしても、若い男の集まりなんて猿ばっかりだよ」
「頭の良い猿」
ふふっと笑うと、優は私にキスをした。
「俺も、その内の一匹だけど。好きな子を目の前にしたら、その子とセックスすることしか、考えられなくなる生き物」