絶体絶命の転生ライフ、カタブツ騎士団長の溺愛にたじたじです ~追放された子猫は愛妻にジョブチェンジ!?~
ユーグがルーナの頭をポフポフしながら、やれやれといった様子で告げた。
なんと、ルーナの《ふみゅぅ》が、ユーグの怒りを鎮めてしまった。ルーナはパァアっと瞳を輝かせ、ユーグの手にスリッと頭をすり寄せた。
……ぬぬぬ。俺はふたりの様子を食い入るように眺めながら、こめかみに青筋が立つのを感じていた。
ちなみに、ユーグにだけはワーグナー筆頭大臣邸を出発する前に、ルーナの変身や征伐における関与と貢献についても、包み隠さず打ち明けていた。今後を考えれば、隠し通せるものではないと思ったからだ。
さすがにこんな奇想天外な話は信じてもらえないかと危ぶんだが、ユーグは特に驚いたり疑ったりする様子もなく俺からの報告を聞いていた。すべて話し終え『信じたのか?』と問う俺に、ユーグは『今さらでしょう。人智を超えたなにがしかの力が関与しなければ、あそこから戦況は覆りません。その力の出どころが、ルーナだったというだけの話です』とあっさり口にしたのだ。ユーグとは、つくづく肝が据わった男である。
《ふみゃあ(ありがとう、ユーグさん! うちの主人がお世話かけます……って、やん。主人だなんて恥ずかしい~っ)》
なんと、ルーナの《ふみゅぅ》が、ユーグの怒りを鎮めてしまった。ルーナはパァアっと瞳を輝かせ、ユーグの手にスリッと頭をすり寄せた。
……ぬぬぬ。俺はふたりの様子を食い入るように眺めながら、こめかみに青筋が立つのを感じていた。
ちなみに、ユーグにだけはワーグナー筆頭大臣邸を出発する前に、ルーナの変身や征伐における関与と貢献についても、包み隠さず打ち明けていた。今後を考えれば、隠し通せるものではないと思ったからだ。
さすがにこんな奇想天外な話は信じてもらえないかと危ぶんだが、ユーグは特に驚いたり疑ったりする様子もなく俺からの報告を聞いていた。すべて話し終え『信じたのか?』と問う俺に、ユーグは『今さらでしょう。人智を超えたなにがしかの力が関与しなければ、あそこから戦況は覆りません。その力の出どころが、ルーナだったというだけの話です』とあっさり口にしたのだ。ユーグとは、つくづく肝が据わった男である。
《ふみゃあ(ありがとう、ユーグさん! うちの主人がお世話かけます……って、やん。主人だなんて恥ずかしい~っ)》