絶体絶命の転生ライフ、カタブツ騎士団長の溺愛にたじたじです ~追放された子猫は愛妻にジョブチェンジ!?~
なんで!? どうしてっ!?
王様の顔、レリウスさまと瓜二つなんですけどっ!?
いやね、その体形は膨らます前の風船と、膨らませた後の風船かってほどの差だが、顔の各所のパーツと配色がふたりはピッタリ同じなのだ。
わたしは目玉が落っこちそうなくらい目を見開いて、レリウスさまと王様を交互に見た。
……うん。何度見ても、ソックリ同じ!!
「そんなのは、お前が昨日のうちに顔を出さんのが悪い。こっちは祝杯のシャンパンを用意して、首を長くして待っていたんだぞ」
「もろもろの処理やなんやで、色々と忙しかったんだ。それに帰還した直後くらい、ゆっくり休ませてくれ」
「ここはお前の実家だ。休みたいのなら、ここでゆっくり疲れを癒していけばいいだろうに」
「詭弁だ。俺は王位継承権を放棄し、臣に下っているんだ。ここはもう、実家ではない」
え? 今、レリウスさまはなんて言った?
王様の顔、レリウスさまと瓜二つなんですけどっ!?
いやね、その体形は膨らます前の風船と、膨らませた後の風船かってほどの差だが、顔の各所のパーツと配色がふたりはピッタリ同じなのだ。
わたしは目玉が落っこちそうなくらい目を見開いて、レリウスさまと王様を交互に見た。
……うん。何度見ても、ソックリ同じ!!
「そんなのは、お前が昨日のうちに顔を出さんのが悪い。こっちは祝杯のシャンパンを用意して、首を長くして待っていたんだぞ」
「もろもろの処理やなんやで、色々と忙しかったんだ。それに帰還した直後くらい、ゆっくり休ませてくれ」
「ここはお前の実家だ。休みたいのなら、ここでゆっくり疲れを癒していけばいいだろうに」
「詭弁だ。俺は王位継承権を放棄し、臣に下っているんだ。ここはもう、実家ではない」
え? 今、レリウスさまはなんて言った?