愛しき人
「あ~あぁ。何でマジに
返しちゃうかなぁ~。
ニュアンスの問題でしょ!

シャレのわからない男は
モテないわよっ。(笑)」

『えぇ~そういう問題?
じゃぁこれは何ていうの?』
僕はメニューにある
レッド・アイを指差すと

「・・・紅瞳(アカメ)ね。」

『アカメ?赤・目って・・・
そのまま訳しただけじゃん!
もっと他に言い方ないの!(笑)』

テーブルに肘をつき
指を組んだその上に顎をのせ彼女は、


「ふぅ~、あのさぁ
今、赤目って訳したでしょ?!
紅に瞳でアカメなのに!!

まぁいいわっ。
何?!そっちそっちが知りたいなら
最初から言ってよ(笑)

☆ドラキュラたちの血祭り☆

の方でしょ!。」


『さわやかに言ってるだけで
 なんかエグくない・・・?』

「だってビールとトマト
ジュースでしょ?!
これ以外何があるの???
教えて!教えて!」

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