愛しき人
何だか可笑しくなってきて
フッと笑ってしまった。。。


それからおっちゃんは
1000円をくれるようになった。

安心したのか合意だからか
要求も増えたけど
おっちゃんのあの変な顔を
もう見ることはなかった。

僕は売春の言葉も知らない頃に
体を売っていた。

…僕の値段は1000円?


それは自分でつけた

僕の値段。。。
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