溺愛銃弾 ~ハニーメタル・バレット~
寝返りを打った陶史郎さんにやんわり組み敷かれて。自分から首に腕を回すと唇を啄ばまれる。

優しいキスはいつの間にか、おへその辺り。指先が脚の付け根を探り出す。痺れと疼きに支配されて、どんどん脳が溶かされる。

『・・・奥まで飲み込んでごらん』

突き上げられ、捻じ込まれ、撃ち込まれる。

『樹は僕の一番だからね』




アイシテル、より分かりやすくていい。
嫉妬も殺意も、陶史郎さんのものでいられる証しだから。





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