クールビューティーな悪役令嬢ですが、おまじない薬を飲んでバッドエンドを回避したいと思います!
殿下の目は……そう! 野獣の眼よ! あれは!ああ、エレノアさんは、殿下という獣に狙われた、哀れなピンクの子猫ちゃんなのね!
「フィルお嬢様、また妄想に入っていませんか? とにかく、殿下にもっと好かれたい、ということですね」
「うん、まぁ、そういうことね。何か知っている?」
「では、お嬢様、これはいかがですか! 庶民で大ヒット中の、“ドクター・アイリスの恋のおまじない100%”を試してみましょう!」
サリーから渡されたものは、ピンクの小瓶に入った液体だった。炭酸と、ちょびっとアルコールが入っている。だから、お子様は試すことができないけど、私はこの国では成人ギリギリの18歳になったばかり。
「これ、どういったお薬なの?」
「え~っと、こちらの取り扱い説明書によりますと――このピンクの液体は、驚異のおまじない力である、妖力がつまっています。妖力は、貴方のちょっとした願望をかなえるお手伝いをします。恋する相手の方を想って、一気に飲みましょう。3回ほど、嬉しいチャンスがやってきます――」
「と、ありますよ、お嬢様。どうされますか?」
「妖力なんて、怪しい言葉、初めて聞いたわ」
「でも、100%何か起こるようですよ。それがまた、ちっちゃいことらしいですが」
「そうねぇ、うん。何もしないよりは、飲んでみて、考えればいいわね!」
「フィルお嬢様、また妄想に入っていませんか? とにかく、殿下にもっと好かれたい、ということですね」
「うん、まぁ、そういうことね。何か知っている?」
「では、お嬢様、これはいかがですか! 庶民で大ヒット中の、“ドクター・アイリスの恋のおまじない100%”を試してみましょう!」
サリーから渡されたものは、ピンクの小瓶に入った液体だった。炭酸と、ちょびっとアルコールが入っている。だから、お子様は試すことができないけど、私はこの国では成人ギリギリの18歳になったばかり。
「これ、どういったお薬なの?」
「え~っと、こちらの取り扱い説明書によりますと――このピンクの液体は、驚異のおまじない力である、妖力がつまっています。妖力は、貴方のちょっとした願望をかなえるお手伝いをします。恋する相手の方を想って、一気に飲みましょう。3回ほど、嬉しいチャンスがやってきます――」
「と、ありますよ、お嬢様。どうされますか?」
「妖力なんて、怪しい言葉、初めて聞いたわ」
「でも、100%何か起こるようですよ。それがまた、ちっちゃいことらしいですが」
「そうねぇ、うん。何もしないよりは、飲んでみて、考えればいいわね!」