クールビューティーな悪役令嬢ですが、おまじない薬を飲んでバッドエンドを回避したいと思います!
 私たち、今日はとおっても健全なデートをしていますわ!結局、殿下は全種類を大瓶で購入してくれましたの。「結婚前に全部終わらせる」とか言われていましたけど、そんな時間、あるのかしら……





(Side エリック)

 今日は、学園で剣技のクラスがある。私は宰相候補と言われるように、はっきり言って文官。頭脳で勝負!なので、実は剣技は苦手な部類である。

「さて、着替えに行くか」

 最近、「ちぃっちゃ」事件の後遺症で、大勢の中で着替えるのが苦手な私は、普段使われていない特別室で着替えるようにしている。それは別棟の3階と、少し距離があるので急いで行って着替えなければ、クラスに間に合わなくなる。

 ガチャとドアを開ける。普段、私しか使う者などいないので、ノックも声掛けもすることを忘れていた。

「――!!!――」

 なんとそこには、たわわなお胸しか隠していない、クラスでは美少女で有名なソフィア・ルーベル伯爵令嬢が着替えの途中だった。

「も、申し訳ない!」

 バタン、と、扉を閉める。なぜだ。なぜソフィア嬢は、ここで着替えているのだ。さらに、なぜ全裸なのだ?
そしてなぜ鍵をかけていない。あの、白くてプルンとしたお尻が、目の裏に焼き付いている。さすが3D、サロンに置いてある「女体本」とは違い、強烈だ。

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