幼なじみじゃ、いられない。
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「この辺も結構変わっちゃったんだね……。あ、てんとう虫公園!」
毎日歩いている通学路の途中。
あたしにとっては見慣れたいつもの景色だけど、美波ちゃんはまるでテーマパークにでも来たかのように、嬉しそうに声を上げた。
「すごい、ここは全然変わってないんだね」
あたしより一歩先を歩いて、公園に入る美波ちゃん。
あたしの家のすぐ近くにある、小さな公園。
遊具は滑り台とジャングルジム、それからブランコの3つだけ。
「幼稚園の帰りに、よくここで遊んでたよね」
言いながら、古びたブランコに腰掛ける美波ちゃん。
あたしも美波ちゃんを追うようにブランコに座りながら、「うん」と頷く。
てんとう虫公園……というのは、公園の本当の名前じゃなくて。
公園の入り口にてんとう虫の石碑があるから、みんなそう呼んでいた。
「幼稚園とかめちゃくちゃ雰囲気変わってて、びっくりした」
「もう面影すらなかったよね」
さっき見てきたばかりの、いつの間にか建て替わっていた園舎を思い出して、ふたりして苦笑する。