無気力幼馴染は、家では私の世話係。
うちには、災害が起こった時用に、常に沢山の非常食が置かれているのだ。


その中から賞味期限が近かったカップラーメンを取り出し、テーブルの上に置く。


お湯を沸かしている間、ひと息つくためにテレビをつけた。


『それでは、続いてのニュースに参りたいと思います。続いてのニュースは……』

ピッ

どの番組もこの時間帯はニュースしかやってないか。

結局テレビを消して、ソファに寝っ転がる。




それにしても……なんか、眠い。

昨日の夜考えすぎて寝れてないからかな。


お湯、沸かしてるから……止めな……きゃ。





そのまま私の意識はなくなった。
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