無気力幼馴染は、家では私の世話係。

由宇に告白された時、私のファーストキスは奪われた。

つまり、私は昨日の夜にセカンドキスも奪われたという事。


はぁ。あと6日も私はどうやって自分の身を守ればいいんだろうか。

頭を抱えていると、私の肩を借りて寝ていた奴がむくりと起きた。
いや、寝てなかった可能性の方が高い。

だって。


「あんたら、進歩したね。手を繋いで寝るようになったなんて。」


違う。これは違う。
結衣は分かっていない。さらりと繋いでいるように見えているかもしれないが、抵抗する私の手を由宇の力によって無理矢理ねじ伏せられているにすぎない。握力が強すぎるぞ、由宇。

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