絢なすひとと
「させないさ、そんなことは」きっぱりと司さんが告げる。
「誰にも俺の大切なひとたちを傷つけるような真似はさせない」
彼の言葉なら信じられる。
そんなひとを好きになったことが、嬉しい。
「もちろん明里のことも」
「守られてばかりじゃなくて、司さんの力になれるようになりたいです」
素直にそう伝えた。もう迷いはない。
「一緒に行こう」
と司さんが袂から出した手を差し出してくれる。
その手に自分の手を重ねて、しっかりと繋いだ。
【完】
「誰にも俺の大切なひとたちを傷つけるような真似はさせない」
彼の言葉なら信じられる。
そんなひとを好きになったことが、嬉しい。
「もちろん明里のことも」
「守られてばかりじゃなくて、司さんの力になれるようになりたいです」
素直にそう伝えた。もう迷いはない。
「一緒に行こう」
と司さんが袂から出した手を差し出してくれる。
その手に自分の手を重ねて、しっかりと繋いだ。
【完】


![he said , she said[完結編]](https://www.berrys-cafe.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)