そんな裏設定知りません! 冷酷パパから結婚を申し込まれましたが、これって破滅フラグですか?
ソフィアを横抱きにし、そのままベッドへと運ぶ。
大人の彼に運ばれることは初めてで変に緊張してしまい、ソフィアの頬がどんどん熱くなっていく。
ソフィアをそっとベッドに降ろし、ゼノンも腰掛ける。
「心配かけた詫びに、寝付くまでそばにいよう」
「平気よ。ひとりで眠れるわ」
そんなの恥ずかしくて逆に眠れなくなるじゃないと苦笑いしつつ、ソフィアはブランケットの下に潜り込む。
すると、ゼノンはソフィアを見下ろしながら、優しく頭を撫で始めた。
最初こそ気恥ずかしさで表情が強張ってしまったソフィアだったが、そっと触れてくる指先に心地よさを感じてしまえば、徐々に眠気が強くなっていく。
見守られている安心感と優しい手の温もりに、ソフィアはあっという間に眠りへと落ちていった。
ぐっすりと眠れたその翌朝、ソフィアはゼノンと寄り添って寝ていることにいつも通りの驚きの声をあげた。
その後、彼にまんまと寝かしつけられてしまったことを思い出し、気恥ずかしさでいっぱいになりながら、賑やかな一日が始まる。
支度を整えると、ゼノンは「今日は講義を見学することにする」とソフィアに告げ、共に校舎へ。