若頭の溺愛の檻から、逃げられない




「…え……?」

「だから、君の妹だけどね。捕まったんだ。冬狼組に。」
  




"冬狼"




その単語を聞いた時、ずしりと鉛が乗っかったように頭が一気に重くなった。
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