クールな歌手の揺るぎない思い〜この歌が君に届きますように〜
部屋に戻ってしばらく寛いでいると、仲良さんがお料理を運んで来てくれた。

「わぁ。美味しそう。」
彩り鮮やかなお料理の数々でテンションが上がる。

テーブルいっぱいに旬の食材を使った料理が運ばれてくる。

「飲みものはどうしますか?」
アルコールのメニューを渡され修哉さんに見せる。
「お好きなもの飲んで下さいね。
私は大丈夫です。」

「じゃあ。俺も要らないよ。料理を堪能したいので結構です。」

「では、暖かいお茶をお持ちしますね。」

修哉さんも飲まないらしい。私に気を遣ったのかな?
「お酒飲まないんですか?」

「ご飯の後は部屋風呂も堪能するんだろ?」
お風呂入る為に?
笑いながら食べようと私を促す。

食膳酒は修哉さんに飲んでもらって、懐石料理を堪能した。

「お腹いっぱいですね。」

「散歩でも行くか?
それとも風呂一緒に入る?」

一緒に入る⁉︎
まさかその為にお酒飲まなかったの⁉︎
えっ⁉︎普通は一緒に入るべきなの⁉︎

言葉が出ずに固まる。
「冗談だ。少し散歩でも行くか?」

「そ、そうですね…。」

「20時から花火も上がるらしい。」

「えっ。本当ですか!!
絶対観たいです。行きましょ。」

「上衣着ないと、寒くなってきたから。」
赤い半纏を出してきて着させてくれる。
修哉さんは青い半纏を着て外に出る。
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