リアリスとラフィー。
「近々のむかし、我がプリンプリン市が農業惑星エス105と商取引をしたのは皆もご存知だと思う」

ラフィーが演説。

「そのさい、羊30頭が金属資源と引き換えに提供された。農業惑星エス105からの寛大なもてなしに感謝したい」

皆が聞き入る。

プリンプリン市はいわば宇宙船だ。

ラフィーの演説には市長の娘として代理人としての意味合いもある。あたしはそれを察知。

「乾杯!」

皆がジンジャーエールやらブドウジュース、ウーロン茶を掲げて、杯を傾け飲む。
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