暗黒ギフト1
ニヤついた笑みを浮かべてそう言う健の腕を掴み、強引に歩き出す。


そのまま校舎裏までやってきて、ようやく海斗は足を止めた。


「どうしたんだよ?」


海斗の様子にただ事ではないと察した健が尋ねる。


海斗は目を輝かせてランドセルを地面に置き、中から小箱を取り出した。


「それ、昨日の?」


「違う。今朝また届いてたんだ」


海斗の言葉に健は目を見開いた。


「まじか! 中身は?」


「まだ見てない」


「早く、早く!」


焦る気持ちを落ち着かせながら海斗は小箱を地面に置いて、その前に座り込んだ。


小箱の重さは昨日と同じくらい軽くて、振ってみるとカタカタと小さく音がした。


ここまでは昨日と全く同じだ。


「よし、じゃあ開けるぞ」


呼吸を整えて小箱の蓋に手をかける。


そっと持ち上げてみると、中から手紙が出てきた。
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