儚く甘い
はじめは達哉のキスに驚いたみわ。
でも、すぐに目を閉じて、達哉の熱い口づけに身をゆだねる。

この時がずっと止まればいいのに。
永遠に続いたらいいのに。

そう願うのはみわだけじゃない。
達哉も同じだった。


満開の桜の木のした。

2人は流れる時に逆らうように、長く長く、口づけを交わした。
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