君の息にピリオド.
艶子の息
その後すぐに艶子は口を開いた。
「私の中で真由美さんは
優しい人というイメージばかりで。
…殺さないという言葉を、私はまんまと
信じてしまいました。
私が頼まれたのは三つです」
「一つは脱出に役立つものは全て捨てる事。私はこれを破り、げんのうを机の上に出し、バレないよう木工室の上の窓を開けました。
包丁は渡くんの首の縄を切る用です。
この時私は渡くんの首を吊るふりをして
おびき寄せる〜そして探索までの流れしか
知らず、問題を解いたりするのは
全く聞かされていませんでした。
他には脚立を出したり、
武器のない保健室には適当に取ってきた
フライパンを置きました」
フライパンのチョイスは何とも艶子らしい。
無意識のうちに刃物は避けたのだろう。
「もう一つは全員のスマホのパスコードを
頭に入れておくこと。
みんながスマホを触るときの
指の動きで予想をしました。
そして助けが来なかったのは
パスコードでロックを解除し家族のには
“勉強会に行くことになった”と。
クラスのには
“ドッキリだった。遊んでから帰る”
と送ったからです。
改造したスマホは、紗羅ちゃんのポケットに入っていたスマホは私ので、
事前に少々弄ると言われていました」
「私の中で真由美さんは
優しい人というイメージばかりで。
…殺さないという言葉を、私はまんまと
信じてしまいました。
私が頼まれたのは三つです」
「一つは脱出に役立つものは全て捨てる事。私はこれを破り、げんのうを机の上に出し、バレないよう木工室の上の窓を開けました。
包丁は渡くんの首の縄を切る用です。
この時私は渡くんの首を吊るふりをして
おびき寄せる〜そして探索までの流れしか
知らず、問題を解いたりするのは
全く聞かされていませんでした。
他には脚立を出したり、
武器のない保健室には適当に取ってきた
フライパンを置きました」
フライパンのチョイスは何とも艶子らしい。
無意識のうちに刃物は避けたのだろう。
「もう一つは全員のスマホのパスコードを
頭に入れておくこと。
みんながスマホを触るときの
指の動きで予想をしました。
そして助けが来なかったのは
パスコードでロックを解除し家族のには
“勉強会に行くことになった”と。
クラスのには
“ドッキリだった。遊んでから帰る”
と送ったからです。
改造したスマホは、紗羅ちゃんのポケットに入っていたスマホは私ので、
事前に少々弄ると言われていました」