嘘つくつもりはなかったんです! お願いだから忘れて欲しいのにもう遅い。王子様は異世界転生娘を溺愛しているみたいだけどちょっと勘弁して欲しい。
バチバチっと私の唇とお兄様の顔の間に、見えない壁ができたように火花が散った。「痛ってぇ」と言って、お兄様は顔を抑えていた。
「えっ、何? これ」
耳のピアスが熱を持ったように暖かい。ピアスを触ると、ディリスお兄様も私の触っているピアスを見た。
「リアリム、これは、どうした? 誰から貰ったものだ、こんな、強力な魔法石のピアス、そうか、殿下か」
「あ、はい。ウィルストン殿下から贈られました。私を守ると言って」
では、今の見えない壁が、魔法石の防御なのだろうか。
「チッ、あいつめ、こんな強力なものを、まったく」
お兄様には、このピアスにどういった魔法がかかっているのか、わかったようだ。
だけど、私は未だに? だ。昨夜は何もなくお兄様に触れることができたのに、今、顔が近づいてきた時はそれを避けた。
「まぁいい。リアリム、お前は殿下のことをどう思っているんだ?」
少しイライラしているけれど、通常のお兄様の様子に戻ったようだ。少し安心して、私は話し出す。
「ええっと、ウィルティム様は大好きよ、今でも、とっても。でも、ウィルストン殿下の姿の時は、まだ気後れしてしまって。好きかと聞かれたら、うん、半分好きで、半分はよくわからないわ。王子妃になることは、できれば避けたい」
正直な想いを告げる。ウィルティム様、その名前を出すと、お兄様は少し悲しそうな顔をした。
「えっ、何? これ」
耳のピアスが熱を持ったように暖かい。ピアスを触ると、ディリスお兄様も私の触っているピアスを見た。
「リアリム、これは、どうした? 誰から貰ったものだ、こんな、強力な魔法石のピアス、そうか、殿下か」
「あ、はい。ウィルストン殿下から贈られました。私を守ると言って」
では、今の見えない壁が、魔法石の防御なのだろうか。
「チッ、あいつめ、こんな強力なものを、まったく」
お兄様には、このピアスにどういった魔法がかかっているのか、わかったようだ。
だけど、私は未だに? だ。昨夜は何もなくお兄様に触れることができたのに、今、顔が近づいてきた時はそれを避けた。
「まぁいい。リアリム、お前は殿下のことをどう思っているんだ?」
少しイライラしているけれど、通常のお兄様の様子に戻ったようだ。少し安心して、私は話し出す。
「ええっと、ウィルティム様は大好きよ、今でも、とっても。でも、ウィルストン殿下の姿の時は、まだ気後れしてしまって。好きかと聞かれたら、うん、半分好きで、半分はよくわからないわ。王子妃になることは、できれば避けたい」
正直な想いを告げる。ウィルティム様、その名前を出すと、お兄様は少し悲しそうな顔をした。