嘘つくつもりはなかったんです! お願いだから忘れて欲しいのにもう遅い。王子様は異世界転生娘を溺愛しているみたいだけどちょっと勘弁して欲しい。
カチャリ、カチャリと鉄が重なる音がする。ここは武器に使われる鋼鉄の匂いがする。ディリスの言う通り、休むことも大切だ。そうして、しばらく仮眠をとっていると、その間にディリス宛に連絡が届いた。
「ウィル、起きろっ、ウィル」
肩を揺らされ、目を開けるとディリスが必死な顔をしている。短い午睡であったが、十分に休むことが出来た。頭はかなりスッキリしている。
「どうした、何かわかったか」
「あぁ、マルーン市場でリアリムを攫った奴を拘束した。どうやら、市場で知られているごろつきだったようだ」
「なにっ、もう捕まえたのかっ」
「あぁ、昨日の粉屋の女将さん達が、すぐに情報を集めてくれていた。怪しい男がいるとのことで、さっき俺が確認に行ったが、すでに市場の自警団が捕らえていた」
ガバッと起き上がると、俺は叫ぶように問いかける。
「それでっ、リアリムは? 無事か?」
俺の視線を逸らすように、ディリスは少し俯いた。
「それが、男はリアリムを街道沿いの、森の中に捨てたと言っている」
「なにっ、どこだ?」
興奮する俺を諫めるように、ディリスは簡潔に話をする。
「ウィル、彼はリアリムの手と口は縛っていたようだが、足は縛っていなかった。まずは、その捨てたという場所に行こう」
「わかった。それで、そいつらは誰の命令なのか吐いたのか?」
「ウィル、起きろっ、ウィル」
肩を揺らされ、目を開けるとディリスが必死な顔をしている。短い午睡であったが、十分に休むことが出来た。頭はかなりスッキリしている。
「どうした、何かわかったか」
「あぁ、マルーン市場でリアリムを攫った奴を拘束した。どうやら、市場で知られているごろつきだったようだ」
「なにっ、もう捕まえたのかっ」
「あぁ、昨日の粉屋の女将さん達が、すぐに情報を集めてくれていた。怪しい男がいるとのことで、さっき俺が確認に行ったが、すでに市場の自警団が捕らえていた」
ガバッと起き上がると、俺は叫ぶように問いかける。
「それでっ、リアリムは? 無事か?」
俺の視線を逸らすように、ディリスは少し俯いた。
「それが、男はリアリムを街道沿いの、森の中に捨てたと言っている」
「なにっ、どこだ?」
興奮する俺を諫めるように、ディリスは簡潔に話をする。
「ウィル、彼はリアリムの手と口は縛っていたようだが、足は縛っていなかった。まずは、その捨てたという場所に行こう」
「わかった。それで、そいつらは誰の命令なのか吐いたのか?」