嘘つくつもりはなかったんです! お願いだから忘れて欲しいのにもう遅い。王子様は異世界転生娘を溺愛しているみたいだけどちょっと勘弁して欲しい。
ウィルストン殿下の留守中、殿下の代わりに公務を行っているユゥベール殿下が声を上げた。
「ユゥベール殿下。はい、どうやら無事が確認できました。今、ウィルストン殿下が迎えに行かれています」
「そっか、良かった!」
ウィルストン殿下とは違って、自由に生きてきたユゥベール殿下であったが、いざ公務を分担させると有能ぶりを発揮していた。
「チャーリー、だが、悪い知らせもある」
「なんだ、悪い知らせとは。怪我の状態がひどいのか?」
確か、リアリム嬢は足を怪我されていたと報告にあった。そのことを指摘すると、そうではないとディリスが顔をしかめた。
「ウィルストン殿下が、3日後のお祭りまで滞在するとある。二人で過ごしたいらしい、ぞ」
ディリスはそう言うと、通達の手紙を広げて見せた。このウィルストン殿下の執務室にいる男3人で、盛大に大きなため息を吐く。
「全く、何を言うかと思えば二人で過ごしたい、ですか。まぁ、この休みでしっかりとリアリム嬢を捕まえてくだされば、いいのですが」
「リア、やっぱり王太子ルートなのかな。いや、でもハーレムも開いたハズなのに」
ぶつぶつと呟くユゥベール殿下の前に、次の予定の詳細を書いた書類をドンっと置く。
「さぁ、ユゥベール殿下。しばらく第一王子の代理がありますので、次はこちらのスピーチを覚えてくださいね」
「ユゥベール殿下。はい、どうやら無事が確認できました。今、ウィルストン殿下が迎えに行かれています」
「そっか、良かった!」
ウィルストン殿下とは違って、自由に生きてきたユゥベール殿下であったが、いざ公務を分担させると有能ぶりを発揮していた。
「チャーリー、だが、悪い知らせもある」
「なんだ、悪い知らせとは。怪我の状態がひどいのか?」
確か、リアリム嬢は足を怪我されていたと報告にあった。そのことを指摘すると、そうではないとディリスが顔をしかめた。
「ウィルストン殿下が、3日後のお祭りまで滞在するとある。二人で過ごしたいらしい、ぞ」
ディリスはそう言うと、通達の手紙を広げて見せた。このウィルストン殿下の執務室にいる男3人で、盛大に大きなため息を吐く。
「全く、何を言うかと思えば二人で過ごしたい、ですか。まぁ、この休みでしっかりとリアリム嬢を捕まえてくだされば、いいのですが」
「リア、やっぱり王太子ルートなのかな。いや、でもハーレムも開いたハズなのに」
ぶつぶつと呟くユゥベール殿下の前に、次の予定の詳細を書いた書類をドンっと置く。
「さぁ、ユゥベール殿下。しばらく第一王子の代理がありますので、次はこちらのスピーチを覚えてくださいね」