嘘つくつもりはなかったんです! お願いだから忘れて欲しいのにもう遅い。王子様は異世界転生娘を溺愛しているみたいだけどちょっと勘弁して欲しい。
「ユゥベールっ! お、お前、何を考えているっ!」
今にも切りかかりそうな勢いで、ユゥベール殿下に襲い掛かろうとした殿下を、ディリスお兄様を始め騎士達が止めに入った。
「あ、兄上っ、これこそが芸術なのですっ! 僕はっ、芸術でこの世界を変えるんだぁ~~~!」
そう言いながら、危険を感じたユウ君は私の肖像画を抱えると走り去ってしまった。
私の生足画は、多分、それほど長い時間見られたわけではなかったが、かなりのインパクトを残していた。
後に、あの企みは「生足普及運動」の一環としてユゥベール殿下と、側近のチャーリー様の手助けによるものと判明する。
更にあの1枚の絵は、貴族の間で評判となりユウ君は稀代の画家として認められることになった。私にはキャラクターのデザインイラストを楽しんで描いているようにしか見えないけれど、この世界では受けに受けていた。
そして、後に淑女にホットパンツをドレスの下に履くという、流行を生み出すことになった。しらんけど。
私は頭を抱えながら、まだ怒りが収まらない様子の殿下を見る。
(ユウ君、あれは、ユウ君なりの戦い方なんだろうね、仕方ない。お姉ちゃんとして、支えてあげよう)
「ね、殿下。あの絵はユウ君から譲ってもらいましょう。私、あの絵がお気に入りなんです。寝室に飾れば、毎日殿下も見ながら、本物を触れるでしょ?」
今にも切りかかりそうな勢いで、ユゥベール殿下に襲い掛かろうとした殿下を、ディリスお兄様を始め騎士達が止めに入った。
「あ、兄上っ、これこそが芸術なのですっ! 僕はっ、芸術でこの世界を変えるんだぁ~~~!」
そう言いながら、危険を感じたユウ君は私の肖像画を抱えると走り去ってしまった。
私の生足画は、多分、それほど長い時間見られたわけではなかったが、かなりのインパクトを残していた。
後に、あの企みは「生足普及運動」の一環としてユゥベール殿下と、側近のチャーリー様の手助けによるものと判明する。
更にあの1枚の絵は、貴族の間で評判となりユウ君は稀代の画家として認められることになった。私にはキャラクターのデザインイラストを楽しんで描いているようにしか見えないけれど、この世界では受けに受けていた。
そして、後に淑女にホットパンツをドレスの下に履くという、流行を生み出すことになった。しらんけど。
私は頭を抱えながら、まだ怒りが収まらない様子の殿下を見る。
(ユウ君、あれは、ユウ君なりの戦い方なんだろうね、仕方ない。お姉ちゃんとして、支えてあげよう)
「ね、殿下。あの絵はユウ君から譲ってもらいましょう。私、あの絵がお気に入りなんです。寝室に飾れば、毎日殿下も見ながら、本物を触れるでしょ?」