嘘つくつもりはなかったんです! お願いだから忘れて欲しいのにもう遅い。王子様は異世界転生娘を溺愛しているみたいだけどちょっと勘弁して欲しい。
イザベラ様、お菓子作ったことあるのかな、わからないけど、まぁいいや。王子様を連れて、イザベラ様のところに行こう。
「ですから、イザベラ様と一緒に、」
「では、お菓子以外にも趣味はあるの? 演劇とかはどう? 好きな演目とかあれば教えて欲しいな」
お願いだから最後まで人の発言を聞いてほしい。
前回も確か、途中で止められたような気がする。
それに、好きな演目なんて、下手に答えて誘われたら、それこそイザベラ様に恨まれてしまう。
「私は特に、演劇をみることもありません。殿下、あちらにいらっしゃる皆さまとお話をしませんか?」
どうにかして、二人きりの会話を終わらせたいのだけど、そう思っている私に、王子様は斜め上のことを提案してきた。
「今日は、私のためのお茶会だからね。私が話をしたい人と、時を過ごしたい。リアリム嬢、あちらの温室にある薔薇を見に行こう」
そう言うと殿下はサッと私の手をとり、腰に手を添えて歩き出した。
「で、殿下! その、二人で花を見るなど、誤解されてしいます。あの、今日は皆さんとお話を」
「私は、君と過ごしたいと言っているのだけど」
ウィルストン王子は、今にもリアリムを連れて行こうとするその時、傍に仕えていた側近のチャーリーが声をかけた。
「ウィル殿下、本日は皆さんと平等に時間を過ごしてください、と、あれほど注意しましたよね」
「お前」
「ですから、イザベラ様と一緒に、」
「では、お菓子以外にも趣味はあるの? 演劇とかはどう? 好きな演目とかあれば教えて欲しいな」
お願いだから最後まで人の発言を聞いてほしい。
前回も確か、途中で止められたような気がする。
それに、好きな演目なんて、下手に答えて誘われたら、それこそイザベラ様に恨まれてしまう。
「私は特に、演劇をみることもありません。殿下、あちらにいらっしゃる皆さまとお話をしませんか?」
どうにかして、二人きりの会話を終わらせたいのだけど、そう思っている私に、王子様は斜め上のことを提案してきた。
「今日は、私のためのお茶会だからね。私が話をしたい人と、時を過ごしたい。リアリム嬢、あちらの温室にある薔薇を見に行こう」
そう言うと殿下はサッと私の手をとり、腰に手を添えて歩き出した。
「で、殿下! その、二人で花を見るなど、誤解されてしいます。あの、今日は皆さんとお話を」
「私は、君と過ごしたいと言っているのだけど」
ウィルストン王子は、今にもリアリムを連れて行こうとするその時、傍に仕えていた側近のチャーリーが声をかけた。
「ウィル殿下、本日は皆さんと平等に時間を過ごしてください、と、あれほど注意しましたよね」
「お前」